@article{oai:nvlu.repo.nii.ac.jp:00000123, author = {小林, 淳 and 池田, 啓一 and 望月, 眞理子 and 杉山, 英男}, journal = {日本獣医生命科学大学研究報告}, month = {Dec}, note = {高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は,多くの施設で汎用される様々な試料中の多成分同時分を可能とする機器分析法である。一般にHPLCで目的物質を測定する場合には,妨害となる共存物質と分離可能な条件を探索する必要がある。従って同じ成分の測定でも試料の組成が大きく異なる場合には,別の測定条件を用いなければならない。  今回我々はフォトダイオードアレイ検出器を備えたHPLCの3 次元データ(吸光度,保持時間,波長)を標準附属ソフトで取得・演算(時間方向における微分処理)することにより,目的物質の分離・検出の改善について検討した。測定対象としてカフェインを用いた結果,微分処理はピークが鋭敏になり近接する他の物質との分離が改善し,溶離液吸光度の変動も減少する一方で,目的物質のピーク本数が増え,ピーク高さが低下し,感度が低下する傾向が認められた。今回の検討では, 3 次微分処理が回収率の点で適切と思われた。}, pages = {82--88}, title = {HPLCを用いた微分スペクトルクロマトグラフ法の基礎的検討~機器附属ソフトを計算に利用した実試料からのカフェイン回収~}, volume = {62}, year = {2013} }