@article{oai:nvlu.repo.nii.ac.jp:00000122, author = {小林, 淳 and 池田, 啓一 and 寺田, 宙 and 望月, 眞理子}, journal = {日本獣医生命科学大学研究報告}, month = {Dec}, note = {環境水中の微量ビスマスイオンを測定するための前濃縮法について,誘導結合プラズマ質量分析法/発光分析法や原子吸光光度法で後分析することを踏まえて検討した。市販のキレート樹脂(GLサイエンスのMetaSEP AnaLig TE-05(以下,TE-05)と日立のNOBIAS CHELATE-PA1(以下,Nobias))を用い,酸性(pH6以下)での樹脂へのビスマスイオンの結合能について調べたところ,TE-05の方が保持容量は大きいが,酸による溶出が定量的でないことが分かった。一方,pH3でNobiasはカルシウムなどの妨害を受けず,選択的・定量的に保持が起こるのに対し,TE-05は共存イオンにより阻害を受ける。Nobiasを充填したカラムは,形状・樹脂量に応じ溶出液量,通液速度に応じ定量的保持に影響を与え,充填樹脂量が同じであれば断面積が少なく長さが長い方が良好で,少ない液量で定量的な溶出が起きることが確認され,水道水への添加回収結果も良好であった。}, pages = {76--81}, title = {キレート樹脂を用いた環境水中微量ビスマスイオンの前濃縮法の基礎的検討}, volume = {62}, year = {2013} }